医療機関の方々へ

通常の患者様紹介について新患、再来ともに、外来日は月・水・木曜日です。

当院の地域医療連携センターを通じてご紹介ください。
詳細は下記ホームページをご参照ください。
http:// www.hosp.tohoku.ac.jp/organization/001.html (東北大学病院診療予約のページ)

東北大学病院 地域医療連携センター

Tel:022(717)7131(直通) Fax:022(717)7132

治験・臨床試験については随時関連病院の先生方へメールでご連絡させていただいておりますが(治験・臨床試験だより)、対象患者さんについてご不明な点、お問い合わせは、下記連絡先までご連絡ください。
担当者→月曜日:多田、宮下、佐藤、水曜日:多田、原田、木曜日:宮下、原田、佐藤

その他の連絡先:総合外科(乳腺内分泌外科)外科

Tel:022-717-7742 (月-金 : 8時30分-17時15分)

現在登録中の治験の紹介

治験「PIK3CA/AKT1/PTEN変異を有する局所進行性又は転移性のトリプルネガティブ乳癌又はホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌患者を対象とした,ipatasertib + パクリタキセル併用療法の第III相ランダム化プラセボ対照二重盲検試験」(中外製薬)
HER2陰性の局所進行または転移性の患者さんが対象の、AKT阻害剤イパタセルチブの治験です。ダブルブラインドのRCTですので、イパタセルチブ かプラセボのどちらかになるかはわかりません。HER2陰性が対象ですが、ER陽性の患者さんは2018年8月31日までで、ER陰性の方は2019年2月までです。
https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT03337724

治験「進行又は再発乳癌患者を対象としたNK105とパクリタキセルを比較するランダム化第II相試験」
HER2陰性で、MBCに対して1st, 2nd line(MBCに対するタキサン既治療はだめです)でNK105 or パクリタキセルを施行するRCTです。以前もNK105やりましたが、非劣性を証明できずfailureだったので、投与量を65mg/m2から80mg/m2に増やしての再チャレンジの試験になります。

治験「乳癌を対象としたDS-8201a(trastuzumab deruxtecan)の第III相試験」
T-DM1を含む前治療を受けたHER2陽性の再発・転移性乳がん患者を対象としたグローバル第3相臨床試験で、本剤投与群と治験医師選択薬投与群の安全性と有効性を比較評価します。

現在登録中の治験の紹介

「JBCRG-M05(PRECIOUS) HER2陽性の進行・再発乳癌に対する ペル
ツズマブ再投与の有用性を検証する第III相臨床研究 - ペルツズマブ再投与試験 -」

HER2陽性再発乳癌で、パージェタでの治療後、パージェタ以外(カドサイラなど)が投与された後にPDとなった患者さんが対象で、3rd lineまたは4th lineにハーセプチン+chemoとハーセプチン+パージェタ+chemoの有効性を比較し、パージェタの再投与の有効性を検討する試験です。
http://www.jbcrg.jp/clinicaltrials/detail.php?id=45

「JBCRG-M06(EMERALD) HER2陽性進行・再発乳癌におけるトラスツズマブ、ペルツズマブ、タキサン併用療法とトラスツズマブ、ペルツズマブ、エリブリン併用療法を比較検討する第III相臨床研究」
転移再発HER2陽性の患者さんが対象の、1stラインでHP+タキサン vs HP + ハラヴェンを比較する第III相試験です。
http://www.jbcrg.jp/clinicaltrials/detail.php?id=55

JBCRG-M07 (FUTURE) フルベストラント使用中に病勢進行したホルモンレセプター陽性進行・再発乳癌患者に対する、パルボシクリブ追加投与の有効性の検討-多施設共同臨床試験-
HR陽性転移再発乳癌の1stか2nd lineでフルベストラントを投与開始する前に1次登録し、その後PDになった時点で2次登録し、パルボシクリブを上乗せし、有効性と安全性を検討する試験です。http://www.jbcrg.jp/clinicaltrials/detail.php?id=58

「JBCRG POSITIVE試験 妊娠を希望するホルモン療法感受性乳癌の若年女性における妊娠転帰及びホルモン療法中断の安全性を評価する試験」
妊娠を希望する42才以下のER陽性乳癌患者さんが対象で、術後ホルモン療法を18-30ヶ月施行して、一旦2年間妊娠・出産・授乳のためホルモン療法を中断することの安全性を検討する試験で、IBCSGとのコラボの国際共同臨床試験です。
http://www.jbcrg.jp/clinicaltrials/detail.php?id=46

「JCOG 1204:再発高リスク乳癌術後患者の標準的フォローアップとインテンシブフォローアップの 比較第 III 相試験]
根治手術後の再発高リスク患者(TNでnが1個以上か、luminalでnが4個以上や、neo後の遺残あり症例)の患者さんが対象で、標準フォローアップと、半年毎のCT、シンチ、脳MRIなどのインテンシブフォローを比較する試験です。
http://www.jcog.jp/document/1204.pdf

「JCOG 1505 エストロゲン受容体陽性・低リスク非浸潤性乳管癌に対する非切除+内分泌療法の有用性に関する単群検証的試験」
40歳以上75歳以下、女性、ER陽性かつHER2陰性 核グレード(1, 2)、Comedo壊死なし、各モダリティで2.5cm以下のDCISで、
手術を避けたい患者さんが対象の、非手術+TAMの有効性・安全性を検証するシングルアームの試験です。
http://www.jcog.jp/document/1505.pdf

「JCOG 1607:高齢者 HER2 陽性進行乳癌に対する T-DM1 療法とペルツズマブ+トラスツズマブ+ドセタキセル療法のランダム化比較第 III 相試験」
65才以上79才未満の高齢者のHER2陽性の未治療の転移再発・stage IV乳癌の1次治療で、HPDとTDM1を比較する試験です。当院では9月ころ開始します。
http://www.jcog.jp/document/1607.pdf

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