肝胆膵・移植グループ

診療内容

私たちは肝臓・胆道(胆管,胆嚢)・膵臓疾患の外科治療および移植医療を中心として診療しています。

膵癌・胆道癌・肝臓癌はすべて難治癌であり、専門的な知識と技術が必要とされます。一方で、良性疾患である慢性膵炎・肝内結石症・膵・胆道合流異常症なども一般病院では治療が困難な特殊な疾患であります。この領域の専門医が多数いる東北大学には肝・胆道・膵領域のセンター的診療施設として、東日本一円から患者さんが集まっています。日本肝胆膵外科学会の定める高難度手術を年間150例前後行っており、症例数からみても日本有数の施設です。

他院で切除不可能と言われた高度進行癌に対する切除や、血管再建を伴う高難度な肝胆膵外科手術も積極的に行っております。近年では肝胆膵外科手術においても内視鏡(腹腔鏡)を用いた低侵襲手術も積極的に導入しております。

臓器移植の分野では、肝移植、膵移植、腎移植を行っています。肝移植はこれまでに170例以上を行い、また膵腎同時移植・膵島移植を10例以上、腎移植は110例以上に施行しています。また、移植の技術を応用した血管再建を伴う肝胆膵高難度の手術も数多く行っています。

外科受診時、入院時や手術前後の十分な説明(インフォームドコンセント)と、関連病院と連携したきめ細かいフォローアップを心がけ、患者さんとの厚い信頼関係を築き上げる事が大変重要と考えています。また看護師・栄養師・薬剤師・ソーシャルワーカーなどと連携し「患者さんに優しい医療と先進医療との調和」を基本理念として診療を行っています。

診療体制

肝胆膵癌の治療には、高度な手術技術が必要なのはもちろんですが、国内外の最新の治療法・ガイドラインなどの専門的な知識の裏付けが必要となります。
 「外科学会指導医・専門医」、「消化器外科指導医・専門医」、「肝臓専門医」、「胆道学会指導医」、「消化器病専門医」、「がん治療認定医」、「移植認定医」、「臨床腎移植認定医」など専門的な知識をもつスタッフや、「肝胆膵外科学会 高度技能医」や「内視鏡外科学会 技術認定医」など高度な手術技術をもつスタッフも多く、カンファランスを重ねながら最適な治療を行っております。

得意分野

主に肝臓、胆道(胆管、胆嚢、十二指腸乳頭)、膵臓の悪性腫瘍(がん)に対する手術を行っており、術前・後の抗癌剤・放射線治療と組み合わせた集学的治療を行い治療成績の向上に努めています。

ほかにも肝移植、膵移植、腎移植、十二指腸癌や転移性肝腫瘍、膵神経内分泌腫瘍(pNET、インスリノーマ、ガストリノーマなど)、嚢胞性膵腫瘍(IPMN、MCNなど)、肝胆膵領域近傍の後腹膜腫瘍(平滑筋肉腫、脂肪肉腫など)に対する手術も行っています。

また肝内結石症や慢性膵炎、先天性胆道拡張症、膵・胆道合流異常症などの良性疾患に対する手術も行っています。

近年では腹腔鏡(内視鏡)を用いた低侵襲手術も多く行っています(適応についてはご相談下さい)。

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