乳がん検診について

マンモグラフィは死亡率減少効果が証明されている唯一の乳癌検診です。

マンモグラフィは死亡率減少効果が証明されている唯一の乳癌検診です。厚生労働省では乳がん検診の方法として40歳以上を対象として2年に一度マンモグラフィ検診を推奨しています。乳房超音波検診に関しては当科の研究(J-START)によって、40歳代の女性に対してマンモグラフィに超音波検査を追加することでがん発見率が上昇したことが証明されました。現在死亡率減少効果につながるかどうか引き続き検証中です。
日本は残念ながら検診受診率が非常に低く、全国平均で43%と報告されています。50%以上の受診率で死亡率減少効果が期待できるため、40歳になったら、乳がん検診を受診するようにしましょう。一方、乳がんの発見契機は乳がん学会の報告によると55%が自己発見ですので、自己触診もとても大切です。生理終了後4,5日目が適当な時期です。

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