乳がんについて

日本では乳がん罹患率が年々増加し、女性のがんの第1位になっています。

現在、生涯罹患リスクは9%で、11人にひとりの女性が生涯で乳がんにかかるとされています(図1)。乳がんになりやすい年齢をみると、ほかの癌腫とは異なり、30歳代後半から増えてきて、40歳代後半と60歳代前半にピークがあります(図2)。
罹患率は高いですが、死亡率は第5位であり比較的予後良好な癌です(図3)。早期に見つかれば生存率は高く(図4)、治癒は可能ですので、早期発見、早期治療が大切です。そのためには定期的な検診受診が非常に重要です。

図1.がん罹患率

図2.罹患のピークは40~50歳代

図3.乳癌罹患数・死亡数

図4.乳癌のステージ別予後

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