減量手術の適応は?

減量手術の適応は?


18歳以上(原則として65歳まで)の原発性肥満
• BMI 35以上
• 内科治療抵抗性(半年以上の治療歴)
• 肥満症に伴う以下併存疾患少なくとも1つ以上持つこと
(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群)
※BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)(=kg/m2)で計算されます。

※2021年より適応が拡大されました。
上記に加えて、
① BMI 32.5~34.9で、HbA1Cが 8.4%以上の糖尿病を有する患者
② ア)高血圧症(薬物治療6か月以上)
  イ)脂質異常症(薬物治療6か月以上)
  ウ)閉塞性睡眠時無呼吸症候群(AHI≧30 の重症のもの)

①+②のア~ウのうち一つ以上を満たしている場合で手術適応となりました。

※減量手術の適応とならない場合
二次性肥満:肥満が内分泌疾患、内服薬剤によって起こっている場合
重症の精神疾患があると判断した場合
全身麻酔・手術が困難である場合
薬物依存・アルコール依存症の方
ご家族の理解が得られない場合
その他

当科での減量手術症例数の推移

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