減量・代謝改善手術の適応は?
減量・代謝改善手術の適応は?
※ 2024年6月より保険適応が大きく変更されました
スリーブ状胃切除術の適応
・BMI 35以上の原発性肥満
・内科治療抵抗性(半年以上の治療歴)
・肥満症に伴う以下併存疾患を少なくとも1つ以上を合併している
(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、
非アルコール性脂肪肝炎を含めた非アルコール性脂肪性肝疾患)
※ 上記に加え、BMI 32〜34.9で、上記疾患のうち2つ以上を合併(ただし糖尿病はHbA1C 8.0%以上)した場合にも手術適応となりました。 |
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スリーブ・バイパス術の適応
・BMI 35以上の原発性肥満
・内科治療抵抗性(半年以上の治療歴)
・糖尿病を合併している
※ ただし、腹腔鏡下スリーブ・バイパス術を5例以上術者として行っている常勤外科医が在籍している施設でのみ、保険適応が認められます。 |
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※ BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)(=kg/m2)で計算されます。
※減量手術の適応とならない場合
•二次性肥満:肥満が内分泌疾患、内服薬剤によって起こっている場合
•重症の精神疾患があると判断した場合
•全身麻酔・手術が困難である場合
•薬物依存・アルコール依存症の方
•ご家族の理解が得られない場合
•その他
当科での減量手術症例数の推移
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