東北大学病院 肝胆膵外科・胃腸外科

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診療案内

脾臓疾患と腹腔鏡手術

脾臓疾患と腹腔鏡手術

腹腔鏡では脾臓等腹腔内の深部臓器に比較的容易にアクセスできるため、脾臓摘出術は胆嚢摘出術とならんで腹腔鏡下手術の利点を生かせる術式と考えられています。

当施設では、特発性血小板減少性紫斑病や遺伝性鎌状赤血球症等の血液疾患や脾臓腫瘍に対して積極的に手術療法を施行し、適応を判断して内視鏡下脾臓摘出術も行っています。

手術創は臍周囲を含め3ないし4箇所の小切開で脾臓を摘出する手技を確立しました。小さい手術創は術後の痛みも比較的少なく、患者さんの多くは1週間以内に退院しています。腹腔鏡下脾臓摘出術が今後の脾臓摘出の標準術式となることを目指して症例を蓄積しています。

以下に標準的な手術創部位と実際の画像を示します。

図1 トロッカー(手術創)の位置と大きさ

図2 脾臓を確認する

図3 脾臓への動脈を切離する

図4 脾臓への血流が途絶え、実質の一部が梗塞している

図5 脾門部の血管を処理する

図6 脾臓を回収袋に回収する

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