進行中の基礎・臨床研究
以下に示す肝臓外科・移植分野における幅広い臨床研究や基礎研究を行い、世界に向けた情報発信を行っております。
・術後回復栄養プログラム(ERAS)の肝臓外科における有効性に関するランダム化比較試験
・肝硬変症例に対する、腹腔鏡下肝臓切除術と従来型の肝臓切除術の比較試験
・肝胆膵領域癌の血管浸潤症例に対する切除・血行再建術の導入
・肝胆膵領域癌の高度進行症例に対する切除再建&集学的治療の導入
・肝移植における、合併症の少ない胆道再建方法の考案、導入
・間葉系幹細胞及び多能性幹細胞を利用した肝細胞移植実験
・大動物を用いたマージナルドナー肝移植実験
・肝切除への応用を目的とした至適ウォータージェットメスの開発
・肝移植後急性期における薬剤性肝障害の予測・診断
・臓器移植後抗HLA抗体の慢性拒絶反応における役割の解明
・肝細胞癌の病理検討
多施設共同研究
・肝移植患者におけるHEV感染状況の実態調査
・ゲノムワイド関連解析を用いた革新的な肝移植後肝炎ウイルス再感染予防•治療法の確率に関する研究
・多発肝のう胞症に対する治療ガイドライン作成と試料バンクの構築
・Kras遺伝子野生型切除不能•進行再発大腸ガンに対する一次治療としてのIRIS+Panitumumab併用療法
・EGFR陽性•KRAS遺伝子野生型の結腸•大腸癌肝転移例における治癒切除不適例に対するCetuximab併用療法の検討
・多施設共同でのHTLV-1が生体肝移植の成績に及ぼす影響に関する研究